1月5日のビットコインの動向、買い優勢も上値の重い展開続く

2023.01.05

1月5日13時時点のビットコインの価格は2,230,000円水準(Zaif)で推移している。

4日の米株式市場でダウ平均は133.40ドル高(+0.40%)と3日ぶり反発。米11月JOLTS求人件数が予想を上回り、労働市場の逼迫が確認されたほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録や米ミネアポリス連銀総裁の発言で当局のタカ派な内容が確認されたこともあり、金融引き締め長期化観測の高まりが重荷となった。一方、米12月ISM製造業景気指数の下振れなどを背景に米長期金利の動きが落ち着いていたことで、押し目買いが優勢となった。ナスダック総合指数は+0.69%と3日ぶりに反発した。

コインベースは前日比+12%の上昇。暗号資産市場全体の時価総額は8,200億ドル(Coin Market Cap)とやや増加。Blockchain.comでは、ビットコインのハッシュレート(採掘速度)が12月29日以降急回復している。ただ、昨年11月以降の大手暗号資産交換業者FTX、レンディングサービス会社ブロックファイなどの破綻を受けて暗号資産市場参加者は激減するなか、取引所の出来高は低水準で推移している。

本日のビットコインは、223万円台(Zaif)で推移。本日は始値221円台でスタート、その後は225万円まで値を伸ばしたが上値の重い展開が続いている。ただ、Zaifでの出来高は引き続き低調。前日の米国市場では、12月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の中で想定通りタカ派姿勢が再確認されて利上げ長期化観測が強まっており、ビットコインの上値の重い動きにつながっている。今晩は米12月ADP雇用リポート、明日には米12月雇用統計が発表されるため、労働市場の逼迫が改めて確認されれば、株式市場とともに暗号資産市場も下値模索の展開となる可能性がある。

※チャートはBTC/JPYの日足、25日MA、50日MA、100日MA

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