1月10日のビットコインの動向、米株の上昇に連れ高に

2023.01.10

1月10日14時時点のビットコインの価格は2,260,000円水準(Zaif)で推移している。

国内連休中の米株式市場のダウ平均は6日に700.53ドル高、9日に112.96ドル安となった。6日は12月雇用統計が労働市場の過熱緩和を示唆したため、金利先高観が後退。長期金利が一段と低下したことでハイテク株の買いが活発化した。9日はFRB高官が依然としてターミナルレート5%以上が必要との見解を主張したため失速。インフレ指標の結果発表を警戒した売りが優勢となった。ナスダック総合指数は264.05ポイント高、66.36ポイント高と連日上昇、堅調に推移した米株市場を受けて、日経平均は202.76円高の26176.61円と3日続伸して取引を開始。その後は、上値の重い展開が続いている。

暗号資産市場全体の時価総額は8,502億ドル(Coin Market Cap)と前週から増加している。Blockchain.comでは、ビットコインのハッシュレート(採掘速度)が11月のピーク付近まで急回復した後、一服感が台頭。暗号資産市場の参加者が減少するなか、取引所の出来高は前週の低水準から上向きに転換している。

本日のビットコインは、226万円台(Zaif)で推移。本日は、始値227万円台でスタート、その後は高値229万円まで値を伸ばした。9日の米株の上昇にビットコイン価格は連れ高となり続伸した。ただ、本日午後11時から予定されているパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言や、12日の米12月消費者物価指数の発表を控えて、ローソク足は上髭を伴った陰線を形成しており、上値の重い展開が続いている。Zaifでの出来高も引き続き低調。パウエル議長の発言やインフレ指標の結果発表を通過するまでは様子見姿勢を続けておきたいところだ。

※チャートはBTC/JPYの日足、25日MA、50日MA、100日MA

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