7月中旬までのビットコインキャッシュの動向、じり安の展開か
2022.07.01
7月1日11時30分時点のビットコインキャッシュの価格は14,000円水準(Zaif)で推移している。6月30日に年初来安値13,400円(Zaif)をつけるなどビットコインやイーサリアムと比較すると弱い動きが見られる。
暗号資産融資会社セルシウス・ネットワークが破綻懸念に陥っているなど暗号資産市場の信用収縮に対する懸念は払拭されていない。一方、ビットコインは昨日2万ドルを割り込んだが年初来安値は更新せず、前日比で反発するなど比較的しっかりとした動きも見られる。
売られ過ぎ買われ過ぎを判断するオシレータ系のRSI(30%水準が売られ過ぎ、70%水準が買われ過ぎを示す)は、売られ過ぎを示唆する30.1991%をつけている。オシレータ分析では売られ過ぎなためリバウンドを狙いたいところだが、モメンタム(勢い)は弱く、短期的な反発は見られない。年初来安値13,400円水準を下回る展開を警戒しておきたい。
※チャートはBCH/JPYの日足
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