7月中旬までのザイフトークンの動向、年初来安値水準でのもみ合いか

7月5日11時00分時点のザイフトークンの価格は0.1570円水準（Zaif）で推移している。6月18日に2020年11月1日以来となる安値（年初来安値）である0.1500円（Zaif）をつけた後は、この水準でのもみ合いとなっている。

シンガポールの暗号資産ヘッジファンドThree Arrows capital（3AC）が、米国で破産申請（チャプター15）を出したことが伝わったほか、シンガポールの暗号資産レンディングサービス会社のVauldも資金引き出しを停止したと報じられるなど、引き続き暗号資産市場はきな臭いニュースが相次いでいる。

暗号資産関連企業への投資家の警戒感は強いことから、新しい資金を入れての積極的な売買は手控えられている様子。短期的な反発狙いの売買に限定されそうな状況である。

こうした懸念が払拭されない状況下、積極的な取引は引き続き手控えられよう。市場のムードが好転するまでは、年初来安値水準でのもみ合い相場を想定しておきたい。

※チャートはZAIF/JPYの日足

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