7月7日のビットコインの動向、暗号資産業界の「あく抜け」はまだ先か

2022.07.07

7月7日11時00分時点のビットコインの価格は2,780,000円水準(Zaif)で推移している。6月19日に年初来安値2,401,430円(Zaif)をつけた後は下げ止まっているが、心理的な水準とみられる3,000,000円を前に反発は一服。足元、狭いレンジで推移している。

シンガポールの大手暗号資産ファンドのThree Arrows Capital が米連邦破産法15条(チャプター15)を申請したことに伴い、同ファンドに多額の暗号資産を融資していた米暗号資産レンディングサービス大手のVoyager Digitalがチャプター11を申請するなど、暗号資産関連企業の連鎖破綻が発生している。

ほぼ想定された状況が現実に起こっているだけなので、暗号資産市場に対する影響は限定的となっている。ただ、CelsiusやGenesisなど大手暗号資産レンディングサービス会社の動向に注目が集まっており、様子見ムードは強い。暗号資産業界の「あく抜け」はまだ先と見られている。

こうした状況がクリアにならない限り、積極的な取引は引き続き手控えられよう。6月につけた年初来安値2,401,430円(Zaif)水準と心理的な節目である3,000,000円を挟んだもみ合い相場を想定する。

※チャートはBTC/JPYの日足

======

※当サイトにおいてお客様に提供されるニュース、データ及びその他の情報(以下、当情報)は、一般的な情報提供を目的に作成されたものであり、暗号資産取引の推奨やアドバイス、勧誘を目的としたものではありません。暗号資産取引に関する意思決定は、お客様ご自身の判断と責任でなさるようお願いいたします。

※当情報を掲載しているページから、当情報を作成している法人(以下、当情報作成者)が運営するサイトに遷移します。

※当情報は、暗号資産に関する専門知識を有する当情報作成者が収集・作成していますが、その正確性や完全性について、当情報作成者及び当社が保証するものではありません。当情報の利用によって生じうるいかなる損害について、本情報作成者及び当社は一切の責任を負いません。

※当情報は、予告なしに内容が変更または廃止されることがあり、また当情報作成者及び当社は更新する義務を負いません。

※当情報は、お客様の利便性を目的として当情報作成者のサイト以外の外部サイトへのリンク(参照先URL等を含み、以下「外部サイト」)を表示する場合があります。お客様が当情報に基づいた行動について、当情報作成者及び当社は一切の責任を負いません。お客様が外部サイトの利用を行う際は、当該外部サイトが定める各規約に従ってください。

※当情報作成者によって提供されたいかなる見解または意見は、当情報作成者自身のその時点における見解や分析であって、当社の見解・分析ではありません。

※当情報の著作権は当情報作成者その他の権利者に帰属しますので、無断での当情報の転載・複製を固く禁じます。

商号      :株式会社カイカエクスチェンジ

登録番号         :近畿財務局長 第00001号(暗号資産交換業)

        :近畿財務局長(金商)第422号(第一種金融商品取引業)

加入協会    :一般社団法人日本暗号資産取引業協会

======

筆者一覧

 
人気の記事

最近の記事

SNSでシェアする

タグ一覧

ピックアップ