7月下旬までのネムの動向、見直し買いが入るかは今晩の米CPI次第か

2022.07.13

7月13日9時30分時点のネムの価格は5.1円水準(Zaif)で推移している。6月19日に年初来安値4.8288円(Zaif)をつけた後、7月3日に7.4360円(Zaif)まで反発する場面が見られたものの、瞬間的な上昇に留まった。

日本時間7月13日21時30分に、6月の米消費者物価指数(CPI)が発表される。米大統領報道官が、6月の米CPIについて「非常に高くなる」という異例の事前コメントを行ったこともあり、暗号資産及び株式関係者の関心は非常に高い。

先月の5月米CPIは市場予想を上回る高い数値だったことで、米国の利上げ加速(金融引き締め)観測が高まり、株式市場、暗号資産市場などリスク市場が総じて大幅安となった。足元の暗号資産価格の下落は、「米CPI市場予想上振れ」を発端とした市場の混乱を回避する動きと見られる。

こうした状況では、米CPI発表前に積極的に買いに動くのは難しいだろう。ただ、警戒ムードが強まっていることから、市場予想通りの内容が発表された際は「悪材料出尽くし」で見直し買いが入る可能性はある。暗号資産関連企業の信用収縮が解消されていないことから、短期的な動きに留まりそうだが、今晩21時30分以降、潮目が変わるタイミングとなるかもしれない。

仮に下に突っ込む動きとなった場合、年初来安値4.8288円を一時的に割り込む場面も見られよう。一方、悪材料出尽くしでの反発となった際には、7月3日につけた7.0円台回復を試す展開か。

※チャートはXEM/JPYの日足

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