8月中旬までのコムサ(ネム)の動向、材料難で年初来安値水準のもみ合いは継続か
2022.07.26
7月26日10時00分時点のコムサ(ネム)の価格は5.4円水準(Zaif)で推移している。5月16日に年初来安値である4.62円(Zaif)をつけた後は、安値水準でのもみ合いとなっている。
暗号資産市場では、日本時間28日3時に予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表、及びパウエル議長の会見を前に買い手控えムードが強まっている。米国インフレのピークアウトや、暗号資産関連企業に対する不透明感が和らいだことに伴う反発は短期的なものに留まった。
9月まで米FOMCが開催されないことから、今回の米FOMCへの関心は非常に高まっている。このイベントを見極めてから、暗号資産のポジションを構築したいというヘッジファンドなど機関投資家もいることだろう。
コムサ(ネム)は発行体による発表などで動意付く傾向はあるので、こうした外部環境には左右されにくいイメージはあるが、ここ数か月は動意薄となっている。材料難で手掛けにくい状況を考慮し、年初来安値水準でのもみ合い相場を想定しておきたい。
※チャートはCMS(XEM)/JPYの日足
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