8月下旬までのシンボルの動向、出来高増加が待たれる地合いか
2022.08.01
8月1日11時30分時点のシンボル(XYM)の価格は7.5円水準(Zaif)で推移している。6月14日に上場来安値6.15円(Zaif)をつけた後は、反発したが、モメンタム(投資家の勢い)は弱い。時価総額が大きい暗号資産のようなリバウンド相場は今のところ見られない。
米金利引き上げピッチが遅くなるとのムードが強まっており、過度な警戒感が後退。米国株は企業決算を横目に見た静かな地合いとなっている。一方、為替市場ではドル買いが一服しており、ドル・円は132円台まで円高ドル安が進行するなど、ややドル買い巻き戻しの格好となっている。
こうした外部環境を材料に、時価総額が大きいビットコインやイーサリアムは総じてしっかりとした推移が見られるものの、シンボルの反発は比較的、弱めである。暗号資産市場は、まだまだ本格的なリスクオンの地合いではないように見える。
動意薄のシンボルは上場来安値6.15円をにらんだ展開はまだ意識しておきたい。一方、出来高増加での反発となった際、6月戻り高値8.2円(Zaif、6月6日)が目先のターゲットとなろう。
※チャートはXYM/JPYの日足
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