8月2日のビットコインの動向、引き続き300万円台での根固めか

8月2日9時30分時点のビットコインの価格は3,100,000円水準（Zaif）で推移している。リスク資産である米国株の上げ一服を受けて、ビットコインも横ばい推移となっている。

昨夜の米国株式市場は反落。ダウ平均は46.73ドル安の32798.40ドル、ナスダックは21.71ポイント安の12368.98で取引を終了した。予想を下回った中国の製造業指数を嫌気した売りや、ペロシ下院議長の台湾訪問計画報道を受け、地政学的リスクの上昇を警戒した売りに、寄り付き後、下落。月初で売り買いが交錯する中、7月製造業PMI改定値が予想外に下方修正されたほか、ISM製造業指数が2年ぶり低水準に落ち込んだため、景気後退懸念が根強く上値を抑制した。

暗号資産は軟調な米国株を横目に見た展開となり、ほぼ横ばい推移となった。目立った材料が観測されないなか、積極的な売買は手控えられている。ビットコインは引き続き300万円台での値固めの展開といえよう。

ビットコインは、3月29日高値5,940,000円（Zaif）と、7月戻り高値3,349,000円（Zaif、7月20日）を結んだ水準を引き続き上回っている。6月19日の年初来安値2,401,430円（Zaif）と7月13日の2,610,000円を結んだ293万円水準をサポートラインとして意識できるか注目したい。

※チャートはBTC/JPYの日足

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