8月下旬までのネムの動向、参加者増加待ちの地合いか

8月2日10時30分時点のネムの価格は6.6円水準（Zaif）で推移している。6月19日に年初来安値4.8288円（Zaif）をつけた後は、他の暗号資産同様、反発地合いとなっている。

5月中旬以降、市場に漂っていた暗号資産関連企業に対する財務不安などが後退したほか、米国株もしっかりとした推移を見せたことなどから、7月下旬以降、時価総額が大きい暗号資産を中心に買戻しと見られる買いが入った。

ネムも年初来安値水準から比較すると70％ほどの上昇（7月20日、8.23円（Zaif））を見せるなど下値模索の地合いを脱したような感はある。一方、7月の上昇も長い上影（上ヒゲ）を残していることで、積極的な買いが続くような地合いとはなっていない様子。

7月戻り高値を上回る強い地合いとなるためには、参加者の増加（出来高増加）が必要と考える。これは暗号資産全体にも言えることだが、参加者が増えない状況下ではネムも横ばい推移となろう。

※チャートはXEM/JPYの日足

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