8月下旬までのフィスココインの動向、下値を切り上げる展開継続か

8月3日10時30分時点のフィスココインの価格は300円水準（Zaif）で推移している。6月下旬に出来高を伴った上昇で、6月30日に398円（Zaif）をつけた後は、300円水準でのもみ合いが続いている。

ビットコインやイーサリアムなど時価総額が大きい暗号資産も足元、方向感に欠ける展開が続いており、暗号資産全体の時価総額（コインゲッコー）は1.1兆ドル前後で横ばい。米中の外交緊迫化などがリスク資産である米株の重しとなっており、暗号資産も動くに動けない状況となっている。

一方、6月末から7月頭にかけて動意付いたフィスココインは、値崩れせずにじりじりと下値を切り上げている。出来高自体はさほど膨らんでいないが、目先のターゲットでもある300日移動平均線（MA）が位置する324円を意識しているように見える。出来高を伴い300日MAを上抜いてくると、7月戻り高値398円がターゲットとなろう。

※チャートはFSCC/JPYの日足、30日、50日、300日MA

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