9月下旬までのネムの動向、引き続き参加者待ちの地合いか

8月25日10時30分時点のネムの価格は6.4円水準（Zaif）で推移している。6月19日に年初来安値4.8288円（Zaif）をつけた後は、軽い反発に留まっている。

米国株や日本株などリスク資産の方向性が乏しいことなどから、暗号資産も総じて動意薄の展開となっている。暗号資産の時価総額は1兆ドル前後で推移（Coin Market Cap）しており、投資家は積極的な売買を手控えている様子。

ネムは年初来安値水準から比較すると70％ほどの上昇（7月20日、8.23円（Zaif））を見せる場面は見られたが、出来高は膨らまず失速。7月の上昇も長い上影（上ヒゲ）を残していることから、積極的な買いが続くような地合いとはなっていない様子だ。

7月戻り高値を上回る強い地合いとなるためには、参加者の増加（出来高増加）が必要と考える。これは暗号資産全体にも言えることだが、参加者が増えない状況下ではネムも横ばい推移となろう。

※チャートはXEM/JPYの日足

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