9月下旬までのネクスコインの動向、30日MAをサポートに出来高増加を試す展開か

8月30日10時30分時点のネクスコインの価格は81円水準（Zaif）で推移している。

米金融情勢などが影響して米国株はさえない動きとなっており、同じくリスク資産の一角とみられている暗号資産も弱い。暗号資産全体の時価総額（Coin Market Cap）は1兆ドルを割り込んでおり、押し目を狙いとする投資家も不在な様子だ。

一方、時価総額が小さいネクスコインは、個人投資家と見られる物色が入っており、8月18日には100円（Zaif）の大台に乗せた。この水準は昨年10月26日以来である。ネクスグループのHP上では目立ったリリースは観測されないが、7月14日以降、断続的な買いが入っている様子。引き続き流動性は低いが、売りが少ない分、ちょっとした買いでも値が上がっているようだ。

もっとも、まとまった売りが入ると一気に値が下がる可能性はあるので、需給面が要注意となろう。今後、30日移動平均線（MA）をサポートに、どれだけ出来高が増加（参加者増加）するか注目したい。

※チャートはNCXC/JPYの日足、30日MA、100日MA

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