9月15日のビットコインの動向、10MA水準での攻防か
2022.09.15
9月15日10時00分時点のビットコインの価格は2,870,000円水準(Zaif)で推移している。
14日のNY市場は反発。NYダウ平均は30.12ドル高の31135.09ドル、ナスダックは86.11ポイント高の11719.68で取引を終了した。昨日の大幅下落の反動で買われたほか、8月生産者物価指数(PPI)で若干改善が見られたため、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペース加速懸念が緩和し買戻しが先行し、寄り付き後、上昇。しかし、FRBの大幅利上げ計画は変わらずとの見方から長期金利が続伸すると再び売りに転じた。引けにかけ、金利の上昇が一段落するとハイテク株の買いが相場を支え、主要株式指数はプラス圏を回復し終了。
来週に控えているFOMCでの利上げ幅を見極めたいとするムードが強まっており、暗号資産市場全体の時価総額は1兆ドル水準で推移している(Coin Market Cap)。
ただ、ビットコインは、下影(下ヒゲ)を残しており、一段安は回避した状況にある。引き続き10日移動平均線(MA)水準での攻防を想定する。
※チャートはBTC/JPYの日足、10日MA、30日MA、100日MA
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