9月20日のビットコインの動向、下値警戒の地合いか
2022.09.20
9月20日10時00分時点のビットコインの価格は2,780,000円水準(Zaif)で推移している。
19日のNY市場は上昇。ダウ平均は197.26ドル高の31019.68ドル、ナスダックは86.62ポイント高の11535.02で取引を終了した。連邦公開市場委員会(FOMC)控えた長期金利の上昇を警戒した売りに、寄り付き後、下落。バイデン大統領がパンデミック終了を宣言したほか、中国の成都市での新型コロナ抑制の都市封鎖が解除される方針がプラス材料となり、上昇に転じた。引けにかけて、FOMCでの大幅利上げは織り込み済みとの見方が強まったほか、売り持ち手仕舞の買戻しも巻き込み、上げ幅を拡大し終了。
暗号資産市場全体の時価総額は1兆ドル水準(Coin Market Cap)を割り込んでいる。「The Merge」を通過したイーサリアムは、期待先行の買いが剥落した格好でさえない。
ビットコインは9月19日、ドルベースで一時18,400ドル(Coin Market Cap)まで下落するなど売り優勢の地合いとなっている。6月につけたドルベースの年初来安値17,567ドルが意識されると、いくらドル高円安でかさ上げされているとは言えども、円ベースでの年初来安値更新も警戒しておきたい。
※チャートはBTC/JPYの日足、30日MA、50日MA、100日MA
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