9月22日のビットコインの動向、米金利先高観が引き続き重しに

9月22日10時00分時点のビットコインの価格は2,660,000円水準（Zaif）で推移している。

21日のNY市場は下落。NYダウ平均は522.45ドル安の30183.78ドル、ナスダックは204.86ポイント安の11220.19で取引を終了した。連邦準備制度理事会（FRB）が連邦公開市場委員会（FOMC）で利上げピークを示唆する可能性などを期待した買いに寄り付き後、上昇。FOMCが市場の予想通り3会合連続で0.75％の利上げを決定し、FRBのスタッフ予測で金利見通しが大幅に引き上げられ金利先高観が強まり、売りに転じた。同時に、景気後退リスクを受けた売りも強まり、引けにかけて主要株式指数は下げ幅を拡大し終了。

暗号資産市場全体の時価総額は0.89兆ドルと今年7月以来の水準まで落ち込んでいる（Coin Market Cap）。米国の金利先高観がより高まった状況下、リスク資産である暗号資産に投資する動きは引き続き手控えられよう。

ビットコインは、ドルベースで一時18,200ドル（Coin Market Cap）まで下落するなど売り優勢の地合いとなっている。6月につけたドルベースの年初来安値17,567ドルが意識されると、ドル高円安でかさ上げされているとはいえども、円ベースでの年初来安値（2,401,430円、6月19日Zaif）更新も警戒しておきたい。

※チャートはBTC/JPYの日足、30日MA、50日MA、100日MA

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