9月29日のビットコインの動向、30日MAでの値固めを試す展開か

2022.09.29

9月29日10時00分時点のビットコインの価格は2,800,000円水準(Zaif)で推移している。

28日のNY市場は上昇。NYダウ平均は548.75ドル高の29683.74ドル、ナスダックは222.13ポイント高の11051.64で取引を終了した。英国中銀が長期国債市場に介入し同国政府が提示した大型減税計画による影響を警戒した金融市場の混乱を鎮静化させたため、安心感から買われ、寄り付き後、上昇。国内の長期金利も連れる形で大幅低下したため買戻しが加速し、終日堅調に推移した。引けにかけて、金利が一段と低下すると、買いに拍車がかかり、上げ幅を拡大。

昨夜の米国株は大幅反発となったが、暗号資産市場全体の時価総額は0.94兆ドル(Coin Market Cap)と目立った動きは見られなかった。ここ数か月の暗号資産は、米国金利情勢を起因とした米国株の乱高下と同じような動き、つまり「正の相関」が目立っていた。

一方、今週に入ってからは、米国株の動きに対してデカップリングのような価格動向が見られるようになっている。仮に相関が薄まった場合、米金利情勢で動けない株式以外の投資先として暗号資産が投資対象となる可能性はある。

ビットコインは、6月につけたドルベースの年初来安値17,567ドル割れの可能性を考えていたが、20,000ドル回復の動きはポジティブに捉えたい。まずは30日移動平均線(MA)が位置する2,800,000円台での値固めを試すところか。

※チャートはBTC/JPYの日足、30日MA、50日MA、100日MA

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