11月2日のビットコインの動向、引き続き330万円水準を意識した格好か

11月2日10時00分時点のビットコインの価格は3,000,000円水準（Zaif）で推移している。

11月1日のNY市場は下落。ダウ平均は79.75ドル安の32653.20ドル、ナスダックは97.30ポイント安の10890.85で取引を終了した。中国が経済封鎖を解除、ゼロ・コロナ政策を緩和するとの思惑で上昇したアジア、欧州市場の流れを継いだ買いに寄り付き後、上昇。その後、10月ISM製造業景況指数やJOLT求人件数などの経済指標が予想を上回ったほか、連邦公開市場委員会（FOMC）開始にともない大幅追加利上げを織り込み長期金利が上昇に転じると警戒感が強まり、主要株式指数も下落に転じた。その後も軟調推移を続け、終了。

米国株式市場では、FOMCを理由に新しくポジションをとる動きは手控えられている。10月のNYダウの上昇率が46年ぶりの上昇率だったこともあり買い一服といったムード。暗号資産市場全体の時価総額は、1兆ドル（Coin Market Cap）前後での推移が続いており、暗号資産も積極的な売買は手控えられている。

ビットコインは30日移動平均線（MA）や100日MAを上回っており、9月戻り高値の3,234,060円（9月13日、Zaif）を意識したような動きも見られる。この水準より少し上には、200日MAが位置していることから、330万円辺りが、目先のターゲットとして意識されよう。

※チャートはBTC/JPYの日足、30日MA、100日MA、200日MA

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