11月7日のビットコインの動向、重要イベントを前に300万円台でのもみ合いか
2022.11.07
11月7日10時00分時点のビットコインの価格は3,100,000円水準(Zaif)で推移している。
11月4日のNY市場は上昇。ダウ平均は401.97ドル高の32403.22ドル、ナスダックは132.31ポイント高の10475.25で取引を終了した。中国当局の「ゼロコロナ」政策緩和期待に寄り付き後、大幅上昇。10月雇用統計では依然健全な労働市場が証明されたものの同時に失業率が上昇するなど一部弱まる兆候も見られ、さらに連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言を受け利上げ減速観測も再燃し長期金利が一時低下すると一段高となった。その後、長期金利が再び上昇すると相場は失速。引けにかけて再び大きく上昇する変動の激しい展開となり終了した。
今週は8日に米中間選挙やCPI発表など重要なイベントは控えており、積極的な売買は手控えられている。暗号資産市場も同様で、暗号資産全体の時価総額は、1兆ドル(Coin Market Cap)前後での推移が継続しており動意薄といった状況は変わらない。
ビットコインは50日移動平均線(MA)や100日MAを上回っており、9月戻り高値の3,234,060円(9月13日、Zaif)を意識したような格好となっている。ただ、重要イベントを前に売買は手控えられると想定。目先は300万円台でのもみ合いか。
※チャートはBTC/JPYの日足、50日MA、100日MA、200日MA
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