11月18日のビットコインの動向、様子見ムードが強い地合い継続か

2022.11.18

11月18日10時00分時点のビットコインの価格は2,350,000円水準(Zaif)で推移している。

11月17日のNY市場は下落。ダウ平均は7.51ドル安の33546.32ドル、ナスダックは38.70ポイント安の11144.96で取引を終了した。セントルイス連銀のブラード総裁のタカ派発言を警戒した売りに寄り付き後、大幅下落。失業保険申請件数も減少し労働市場の強さを証明、利上げを後押しする結果を受けて一段安となった。その後、押し目買いや、予想を上回った一部企業決算を好感した買いが下支えとなり、終盤にかけては下げ幅を縮小し終了。

暗号資産市場全体の時価総額は8300億ドルほど(Coin Market Cap)と前日比では横ばいとなっている。FTX破綻からほぼ一週間経過したことで、暗号資産関連業界への影響を見極めたいとするムードが強まっており静かな地合いとなっている。一段安への警戒は和らいではいるが、リスクを取りにいく投資家は限定的の様子。

ビットコインは、年初来安値を更新(11月14日、Zaif 2,208,515円)した後は下げ止まっているが、積極的なリバウンド狙いは手控えられたままである。FTX破綻の余波を見極めたいとするムードは強く、積極的な売買は手控えておいたほうが無難と想定。様子見か。

※チャートはBTC/JPYの日足、30日MA、50日MA、100日MA

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