1月15日のFC琉球コインの動向、0.26円で推移
2025.01.15
1月15日8時時点のFC琉球コイン(FCR)の価格は0.26円付近で推移している。
前日15日の米国市場のダウ平均は703.27ドル高の43,221.55ドル、ナスダックは466.84pt高の19,511.23ptで取引を終了した。主要銀行の強い決算を好感した買いや、12月消費者物価指数(CPI)のコア指数が予想外に鈍化し年内の利下げ期待が広がり、買戻しが加速し、寄り付き後、上昇。長期金利の低下でハイテクも買い戻され、株式相場は終日堅調に推移した。終盤にかけ、イスラエルとハマスが停戦で合意との報道で中東情勢の改善期待を受けた買いも強まり、一段高となり、終了した。
暗号資産市場全体の時価総額は3兆6200億ドル(Coin Market Cap)で推移している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は右肩上がりの推移を継続、主要取引所の出来高はさえない(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると57.6%で推移している。
FC琉球コインは2024年末にかけて全体相場が盛り上がる中、0.34円付近まで上昇したが、上げ幅は限定的で盛り上がりに欠けている。2025年に入ると売り優勢の展開が続いて0.3円を割って、直近は0.26円台で推移している。個別材料にも乏しい情況が続いている。
FC琉球コインは、沖縄初のJリーグ加盟サッカークラブ、FC琉球の運営会社が発行するERC-20トークンである。トークンパートナーとしての権利、選手やチームへの投げ銭、クラブ運営における投票への参加権などを用途として発行されている。2022年4月27日から5月18日の期間、GMOコインを通じてIEOを実施し、総発行量10億FCRの45%となる4.5億FCRを10億3950万円で販売し、資金調達に成功した。募集価格は1FCRあたり2.2円で、募集1口あたり2,500FCR(5,500円)、最大申込口数は9,000口=2,250万FCR(4,950万円)だった。