1月18日のフィスココインは52円付近で推移

2024.01.18

1月18日9時時点のフィスココイン(FSCC)の価格は52円付近で推移している。

前日17日の米国株式市場のダウ平均は94.45ドル安(-0.25%)と続落。小売売上高や住宅関連指標が予想を上回ったため、早期利下げ観測が大きく後退した。その後も長期金利の上昇に連れ、下げ幅を拡大。終盤にかけて連邦準備制度理事会(FRB)が発表した地区連銀経済報告(ベージュブック)の結果がタカ派的な内容とならず金利も下げ止まると下げ幅を縮小した。主要株価指数がそろって下落した米株市場を横目に、日経平均はプラス圏で推移している。

暗号資産市場全体の時価総額は1兆6800億ドル(Coin Market Cap)と前日から横ばいで推移している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は再度上昇に転じており、主要取引所の出来高は上昇一服感が台頭している(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると51.2%で推移している。

年初に始値53円を付けて以降フィスココインは横ばいでの推移が続いている。ビットコイン現物ETFが米国で初承認され、ビットコイン価格が上昇したものの、フィスココインは連れ高にはなっていない。本日は、52円付近で小動きとなっている。

FSCC の利用範囲の拡大を目指しているFDAPは15日、FSCC レンディングの経過を開示した。1月10日時点でのレンディング枚数は459,667 FSCC(浮動枚数に占める割合5.6%)となっている。また、1月9日から第36回のレンディング募集を開始、現在の年換算貸借料率は35.23%となっている。

そのほか、フィスコは投資ツール開発プロジェクトの FSCC ステーキング応募サイトを公開している。FSCCサービス拡充の一環として、他社投資関連サイトなどと協業し、FSCCを活用して投資ツールの開発を加速する(保有する FSCC の一部を売却することで開発資金に充当)。直近では、著名投資家なごちょう氏推薦の「売上高営業利益率スクリーニング」のステーキング募集中となっている。

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