10月26日のFC琉球コインの動向、0.29円台で推移

2023.10.26

10月26日9時時点のFC琉球コイン(FCR)の価格は0.29 円台で推移している。

前日25日の米国株式市場のダウ平均は105.45ドル安(-0.32%)と反落、S&P500は30.64ポイント高(+0.73%)、ナスダック総合指数は121.55ポイント高(+0.93%)とそれぞれ大幅に下落した。9月新築住宅販売件数が予想を上回ったため想定以上の強い成長の思惑が強まり長期金利が上昇すると警戒感が優勢となった。また、昨日引け後に発表された検索会社グーグル運営のアルファベットの決算に失望した売りも重しとなった。ナスダック総合指数は大幅下落、主要株価指数がそろって下落した米株市場を横目に、日経平均は大幅に下落してスタート。その後もマイナス圏で堅調に推移している。

暗号資産市場全体の時価総額は1兆2600億ドル(Coin Market Cap)と前日からやや増加している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は再度年初来高値を更新して右肩上がりで推移する一方で、主要取引所の出来高も増加している(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると54.3%で推移している。

FC琉球コインは、暗号資産市場の盛り上がりに連れて2023年の1月中旬にかけて0.32円台まで上昇する動きを見せた。その後は長期間0.3円付近でもみ合う動きが続いた。ただ、8月14日に急動意して一時0.45円台まで上昇。しかし、利食い売りが優勢となり再度じりじりと下げ幅を広げて0.30円台まで下落、前日には一時0.26円を付けて長い下髭を形成した。本日は0.3円を割って0.29台で推移している。

FC琉球コインは、沖縄初のJリーグ加盟サッカークラブ、FC琉球の運営会社が発行するERC-20トークンである。トークンパートナーとしての権利、選手やチームへの投げ銭、クラブ運営における投票への参加権などを用途として発行されている。2022年4月27日から5月18日の期間、GMOコインを通じてIEOを実施し、総発行量10億FCRの45%となる4.5億FCRを10億3950万円で販売して資金調達に成功した。募集価格は1FCRあたり2.2円で、募集1口あたり2,500FCR(5,500円)、最大申込口数は9,000口=2,250万FCR(4,950万円)であった。

※画像はGMOコインのチャートから引用

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