11月16日のコスモスの動向、一時1500円に到達

2023.11.16

11月16日9時時点のコスモス(ATOM)の価格は1300円付近で推移している。

前日15日の米国株式市場のダウ平均は163.51ドル高(+0.47%)と続伸。10月生産者物価指数(PPI)が予想以上に鈍化したため利上げ終了観測を一段と強め、比較的堅調な小売売上高などを受けソフトランディング期待を受けた買いが強まった。また、米中首脳会談を受けた関係改善が国内企業の売上増につながるとの期待を受けた買いも手伝い終日堅調に推移。一方、長期金利が上昇したためナスダック総合指数は伸び悩み一時下落に転じるも底堅く推移した。堅調な展開となった米株市場を受けて、日経平均は続伸して取引を開始した。ただ、上げ幅は限定的となっている。

暗号資産市場全体の時価総額は1兆4400億ドル(Coin Market Cap)と前日から増加した。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は再度右肩上がりで推移している一方で、主要取引所の出来高は増加に転じている(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると52.6%で推移している。

2023年に入り、暗号資産市場の盛り上がりとともにATOMも上げ幅を広げて一時1900円付近まで上昇した。ただ、5月末にかけてじりじりと下げ幅を広げ、6月に入って米証券取引委員会(SEC)の規制動向を受けてPoS銘柄のコスモス(ATOM)も有価証券に該当すると判断されて1000円台まで急落。その後は、アルトコインへの買い戻しが広がり、コスモスも1400円まで回復したが、7月以降再度売り優勢の展開が続いて、9月以降は900円から1100円でのレンジでもみ合っていた。直近はビットコイン及び主要アルトコインの上昇に連れ高となって買い戻しが広がり、一時1500円をつけた。その後も上げ幅を縮小する動きは乏しく、本日は1370円付近で堅調に推移している。

コスモスは、レイヤー1のブロックチェーンでネイティブトークン「ATOM」を持つPoS銘柄である。TCP/IPをモデルとした相互運用性プロトコルであるIBCを介して通信し、安全なデータと価値の移転を行うソブリンブロックチェーンのエコシステムである。2023年3月15日にLambdaアップグレードが完了した。ATOMステーカーはコンシューマーチェーンが生成したトークンや手数料の一部をステーキング報酬として享受することができるようになる。

筆者一覧

 
人気の記事

最近の記事

SNSでシェアする

タグ一覧

ピックアップ