11月6日のポリゴンの動向、46円付近で推移

2024.11.06

11月6日8時時点のポリゴン(MATIC)の価格は46円付近で推移している。

前日5日の米国市場のダウ平均は427.28ドル高の42,221.88ドル、ナスダックは259.19pt高の18,439.17ptで取引を終了した。大統領選挙通過により不透明性が払拭されるとの期待に買われ、寄り付き後、上昇。10月ISM非製造業景況指数の予想外の改善で、ソフトランディング期待を受けた買いも強まり、続伸した。終日相場は高値圏で推移した。

暗号資産市場全体の時価総額は2兆3900億ドル(Coin Market Cap)と前日から増加している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は過去最高値を更新、主要取引所の出来高はさえない(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると60.6%で推移している。

MATICは1月1日に140円をつけてスタート。米国でビットコイン現物ETFが承認されてビットコインや主要アルトコインが連れ高となるなか、軟調推移が続いたが、2月に買い戻しが広がり3月には190円台に到達した。ただ、その後は個別材料に乏しいなか、次第に利食い売りが広がり、じりじりと上げ幅を縮小して直近は46円付近で冴えない値動きが続いている。本日から米国大統領選挙の開票が始まるため、暗号資産市場全体の値動きには注視しておきたい。

MATICは2023年3月15日に暗号資産交換所Zaifに上場した。同取引所で取り扱うMATICは、ポリゴン(Polygon)ネットワーク上で発行されたネイティブトークンで、Polygon(MATIC)とは、イーサリアムのセカンドレイヤーとして機能することを目指すブロックチェーンネットワークプロジェクトである。イーサリアムが単一のソリューションから単独でスケールしない可能性があることを踏まえ、多くのアプリケーションをホストしている。

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