7月1日のビットコインの動向、過度な警戒感はやや後退か
2022.07.01田代昌之
2024.02.02
2月2日13時時点のポリゴン(MATIC)の価格は119円台で推移している。
暗号資産市場全体の時価総額は1兆6500億ドル(Coin Market Cap)と前日から増加している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は再度上昇に転じて最高値を更新、主要取引所の出来高は低下傾向にある(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると52.6%で推移している。
MATICは1月1日に140円をつけてスタート、その後は売り優勢の展開となり108円まで下落した。10日に米国でビットコイン現物ETFが承認されてビットコインが急騰すると、アルトコインも連れ高となったが、MATICは139円までの上昇にとどまり年始の価格を超えることはできなかった。その後は再度軟調な展開となり年初来安値103円まで値を下げた。直近は買い戻しが広がってやや持ち直しており、本日は119円で推移している。
MATICは2023年3月15日に暗号資産交換所Zaifに上場した。同取引所で取り扱うMATICは、ポリゴン(Polygon)ネットワーク上で発行されたネイティブトークンで、Polygon(MATIC)とは、イーサリアムのセカンドレイヤーとして機能することを目指すブロックチェーンネットワークプロジェクトである。イーサリアムが単一のソリューションから単独でスケールしない可能性があることを踏まえ、多くのアプリケーションをホストしている。