不正検知プラットフォームSardine、シリーズBラウンドで5,150万ドル調達

2022.09.22

不正検知プラットフォームを構築するSardineは20日、シリーズB投資ラウンドで5,150万ドルを調達したと発表した。

資金調達には、米著名VCであるa16zが主導し、Activant Capital、Visa、Google Ventures、Eric Schmidt、Vikram Pandit、The General Partnership、NAventures、ING Ventures、ConsenSys、Cross River Digital Ventures、Alloy LabsおよびUniswap Labs Venturesなどの新規および既存の投資家が参加した。同じくa16zが主導した1950万ドルのシリーズAラウンドからわずか7ヶ月で行われた。

今回調達した資金は、製品の開発及びマーケティングの強化、販売の拡大、国際的な事業展開のために使われる。

Sardine社は、銀行口座の履歴など従来の金融データと、アイデンティティ、行動、デバイスのインテリジェンスを組み合わせて顧客のリスク能力を大幅に向上させる。また、KYC、AML、制裁措置、取引監視を提供し、口座開設、口座への資金供給、継続的な取引における不正を削減している。

具体的に、2つの主要な製品を提供している。1つ目は、アプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)で、金融機関などが口座開設時や資金移動時に不正行為や顧客情報をチェックするために利用することができる。仮想通貨を含めて企業が各種決済で不正防止と法的遵守を行えるインフラを提供している。もう1つは決済プラットフォームで、個人が銀行送金や銀行カードを使って暗号やNFTを購入できるようにするものである。同社は、FTX、Blockchain.com、Wealthsimple、Brave、などのフィンテックおよびWeb3の顧客に製品を提供しており、現在も顧客数はは増え続けているようだ。

a16z Growth FundのパートナーであるAlex Immerman氏は、「Sardineが伝統的金融と非中央集権的金融をつなぐ重要な決済インフラプロバイダーであると信じている。Sardineの不正防止技術は、リスクなく迅速に資金を移動させるのに役立ち、彼らの急成長は、そのサービスの重要性と強さの証しです。」と述べている。

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