MastercardとBakkt、顧客が暗号資産サービスを簡単に導入できる仕組みを準備

2021.10.26

2021年10月26日 13:00 JST 時点

米決済大手のMastercardは、10月25日、米国の加盟店、銀行、フィンテック企業が、幅広い暗号資産のソリューションとサービスを簡単に導入・提供するために、Bakktと提携すると発表した。

MastercardのネットワークとBakktの信頼性の高いデジタルアセットプラットフォームを活用することで、暗号資産への迅速なアクセスを可能にするCrypto-as-a-Serviceを実現するという。加盟店や銀行などは簡単に暗号資産を利用したサービスを提供できるようになり、消費者は暗号資産エコシステムへのアクセスが拡大する。

消費者は、Bakktプラットフォームを利用したカストディアン・ウォレットを通じて暗号資産を売買・保有する機能や、ブランド化された暗号資産デビットカードやクレジットカードの合理的な発行が行われるという。また、Mastercardは、ロイヤリティポイントと他の暗号資産との間で互換性を持たせるようにする。これにより、消費者は、従来のポイントの代わりに暗号資産で報酬を獲得・使用することができ、保有する暗号資産をシームレスに買い物の支払いに充てることができる。

Mastercardのherri Haymond氏は、「Bakktと協力し、イノベーションに対する原則的なアプローチに基づいて、顧客が暗号資産の選択肢をダイナミックに提供できるようにするだけでなく、差別化された適切な消費者体験を提供する。」と述べた。BakktのNancy Gordon氏も、「Mastercardと提携して、何百万人もの消費者に暗号資産ロイヤリティ・サービスを提供できることを嬉しく思う。」と述べ、新しいサービスは、暗号資産、支払い、リワードの柔軟性に対する需要の高まりを満たすユニークな機会となると言及した。

======

※本ページにおいてお客様に提供される情報は、株式会社フィスコ(以下「本情報提供者」)が収集・作成等したものです。

※当サイトにおいてお客様に提供されるニュース、データ及びその他の情報は、一般的な情報提供を目的に作成されたものであり、暗号資産取引の推奨やアドバイス、暗号資産取引の勧誘を目的としたものではありません。暗号資産取引に関する意思決定は、お客様ご自身の判断と責任でなさるようお願いいたします。

※当サイトの情報の利用によって生じうるいかなる損害について、当社及び本情報提供者は一切の責任を負いません。

※当サイトは当社が信頼できると判断した情報を元に提供・作成しておりますが、その正確性、適切性、真実性、信頼性、有用性または完全性について、当社又は本情報提供者が保証するものではありません。

※当サイトの提供している情報は、過去の実績または作成時点での分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況、成果を示唆・保証するものではありません。

※当サイトに関する著作権、知的所有権、その他一切の権利は、当社または本情報提供者その他の権利者に帰属します。お客様は、本資料に表示されている情報をお客様自身のためにのみ利用するものとし、第三者への提供、再配信、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。

※当サイトに掲載された情報は、予告なしに内容が変更または廃止されることがあり、また当社は更新する義務を負いません。

※当サイトではお客様の利便性を目的として他の外部サイトへのリンク(参照先URL等を含み、以下「外部サイト」)を表示する場合があります。お客様が当サイトまたは当サイトからリンクされた外部サイトで行った行動について、当社は一切の責任を負いません。お客様が外部サイトの利用を行う際は、当該外部サイトが定める各規約に従ってください。

======

筆者一覧

 
人気の記事

最近の記事

SNSでシェアする

タグ一覧

ピックアップ