2月13日のモナコインの動向、53円付近で小動き

2024.02.13

2月13日11時時点のモナコイン(MONA)の価格は68円付近で推移している。

国内連休中の米国株式市場のダウ平均は売り買いが交錯。9日は、23年の10-12月期消費者物価指数(CPI)の年次改定でほぼ修正なく、安心感から買われた一方、利食いにおされた。12日は、今週発表の重要インフレ指標が連邦準備制度理事会(FRB)の年内の利下げをより確実にするとの期待に長期金利低下に連れ、上昇に転じた。ナスダック総合指数も小動き、まちまちな展開となった米株市場を横目に、日経平均は大幅高となっている。

暗号資産市場全体の時価総額は1兆8800億ドル(Coin Market Cap)と前日から増加している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は最高値を更新する一方で、主要取引所の出来高は増加に転じている(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると53.9%で推移している。

モナコインは、2024年1月1日に56.9円をつけた。その後、58円まで上昇したものの、買いは続かずじりじりと下げ幅を広げる展開となった。ビットコインや主要アルトコインの上昇に連れ高とはならず55円を下回った。2月に入ってもさえない動きが続いており、53円付近での推移が続いている。

モナコインは、数少ないPoW銘柄の一つである。日本の掲示板「2ちゃんねる」で有名なアスキーアート「モナー」をモチーフにして2013年12月に誕生した国産暗号資産(仮想通貨)。最近では、トークン発行プラットフォームであるMonapartyを用いたNFTやFTの発行、購入手段としての利用が増えてきている。2023年11月4日の8時前には、3回目の半減期を迎えた。

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