2月25日のフィナンシェトークンの動向、0.3円付近で推移

2025.02.25

2月25日8時時点のフィナンシェトークン(FNCT)の価格は0.3円付近で推移している。

前日24日のダウ平均は33.19ドル高の43,461.21ドル、ナスダックは237.08pt安の19,286.93ptで取引を終了した。長期金利の低下で、寄り付き後、上昇。予想を下回った経済指標や先週発表されたミシガン大消費者信頼感指数の悪化で、成長減速懸念に相場は一時下落に転じた。ただ、今週発表が予定されている重要インフレ指標であるPCE価格指数待ちで調整が強まり、ダウは再び上昇。終盤にかけトランプ大統領がマクロン仏大統領との共同記者会見で、対メキシコ、カナダ関税を予定通り発動する見通しを示すと上げ幅を縮小した。ナスダックは半導体エヌビディア(NVDA)の決算を警戒し、終日軟調推移し、まちまちで終了した。

暗号資産市場全体の時価総額は3兆ドル(Coin Market Cap)で推移している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は右肩上がりの推移を継続、主要取引所の出来高はさえない(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると61.9%で推移している。

2024年2月13日に暗号資産取引所コインチェックの販売所でフィナンシェトークンが取り扱い開始となったことを受けて1円まで急騰。しかし、利食い売りが広がり5月には0.4円を割って0.31円まで値を下げていた。昨年末にかけてビットコインが最高値を更新する中、暗号資産業界の盛り上がりを受けてやや連れ高となり0.8円付近まで回復。2025年は0.5円台からスタートした。その後は買いが続かず冴えない値動きが続くと、直近は0.3円付近でもみ合う展開となってる。

フィナンシェトークンは、2023年3月16日にコインチェックに新規に上場、初日に一時3.1円を付けた。翌日17日の終値は販売価格0.41円から約3倍となる1.15円となっていた。同トークンは、プラットフォーム「FiNANCiE」で使用されるERC-20規格のユーティリティトークンである。NFTの発行・販売・管理を通してスポーツクラブやクリエイターのデジタル資産に価値を付与するだけでなく、コミュニティ活性化に貢献するサポーターにメリットを還元できる仕組みを構築する。

画像:コインチェックチャートから引用

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