12月22日のカイカコインの動向、取引参加者減少で軟調な展開
2022.12.22
12月22日11時時点のカイカコイン(CICC)の価格は7.8円水準(Zaif)で推移している。
年末ということもあり取引参加者の減少が続くなか、「暗号資産の冬」が到来している。引き続きマクロ環境の不透明感も相場を冷ます要因となっており、日銀の大規模緩和修正はネガティブサプライズとなった。買い手不在の状況が続くなか、本日の暗号資産全体の時価総額は8100億ドル台と前日から横ばい推移。ビットコインは動意の乏しい展開が続いておりボラティリティや出来高は低下している。
直近軟調な展開が続いているCICCは下髭を伴った陰線を形成、ビットっコインの下落に連れ安となっている。FTXのFTTと同様に取引所トークンとしての側面を持つカイカコインは、FTXの破綻を受けてネガティブな印象を持たれている可能性がある。テクニカル面でも、9日移動平均線、25日線、50日線、全てが下向きに推移しておりサポートラインも存在しない。また、現状、6.48から13.58円のボックスを形成しており、上に抜けた場合のターゲットは20.68円、下抜けた場合はサポートラインなどが存在しない。今後、8月安値7.88円を明確に下回ると、ボックス下限6.9円台が意識される格好となる。
※チャートはDOT/JPYの日足、9日MA、25日MA、50日MA
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