12月28日のイーサリアムの動向、レンジ内を推移

2022.12.28

12月28日10時時点のイーサリアム(ETH)の価格は161,000円水準(Zaif)で推移している。

年末で取引参加者の減少が続くなか、今週は目立った動きもなく小幅な値動きで推移。本日の暗号資産全体の時価総額は8046億ドル台とやや減少。ビットコインのボラティリティや出来高は引き続き最低水準が続いている。

さて、11月中旬以降もみ合い展開が継続しているイーサリアムは、16万円台で推移。11月22日の安値152,215円を下回ることなく、ビットコインと同様に出来高が低調ながら小動きが続いている。テクニカル面では、15万円から18万円でレンジを形成しており、同水準を下回るか上抜けるかで、今後の方向感が定まってくるだろう。来年もマクロ環境の影響は注視しておきたいが、イーサリアム関連では規制面にも意識を傾けておきたい。規制の観点からプルーフ・オブ・ステーク(PoS)銘柄を避けて動く暗号資産投資家もいる。来年も、FTX破綻のようないきなりのネガティブサプライズが市場を襲う可能性もあるので、リスクをしっかり考えて慎重な姿勢で相場を見守っていきたい。

※チャートはFSCC/JPYの日足、9日MA、25日MA、50日MA

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