1月4日のイーサリアムの動向、2023年はロールアップに期待

2023.01.04

1月4日13時時点のイーサリアム(ETH)の価格は163,000円水準(Zaif)で推移している。

本日の暗号資産全体の時価総額は8,184億ドル。ビットコインのボラティリティや出来高は引き続き低水準が続いている。スマートフォン大手のアップルや電気自動車のテスラの株価が大幅に下落していることは、投資家心理を悪化させている。

さて、11月以降レンジ相場が継続しているイーサリアムは16万円台で推移。11月22日の安値152,215円を下限として、ビットコインと同様に出来高が低調ながらも小動きが続いている。12月30日以降は、ソラナ(SOL)などのアルトコインの反騰が後押しとなった可能性がある。そのほか、イーサリアムの共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏が1日に、23年中にL2スケーリングソリューション「ロールアップ」が重要なマイルストーンに到達するとの見通しを示したようだ。同氏によると、ロードマップの次の段階「Surge」が進行し、「Basic rollup Scaling」に到達する見込みだという。マクロ経済の動向や暗号資産の規制など注意する点も散見されるが、イーサリアムなど各ブロックチェーンの開発動向についても冬の時期にしっかりと注視しておきたい。

※チャートはETH/JPYの日足、9日MA、25日MA、50日MA

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