2月14日のイーサリアムの動向、買い優勢も上値の重い展開
2023.02.14
2月14日14時時点のイーサリアム(ETH)の価格は198,500円水準(Zaif)で推移している。
暗号資産市場全体の時価総額は1兆22億ドル(Coin Market Cap)と前日から減少を継続している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は再度上昇に転じている一方、主要取引所の出来高は下落傾向にある(Blockchain.com)。本日のビットコインは287万円台(Zaif)で推移、米1月消費者物価指数(CPI)の結果発表を控えてこう着感の強い展開が続いている。
前日には、米証券取引委員会(SEC)がステーブルコインBUSD(Binance USD)を巡り発行体のPaxosを提訴する可能性が浮上する中、PaxosがNY金融サービス局(NYDFS)からの命令でBUSDの発行停止を発表した。これを受けてバイナンスコイン(BNB)を筆頭に売りが広がり、暗号資産は連れ安となった。ステーブルコイン規制が本格化すると、DeFiのガバナンストークンやイーサリアム事態に多大な影響が出てくるため、今後もステーブルコイン規制のニュースには注目が必須だ。
さて、本日のイーサリアム(ETH)は、始値19.7万円台でスタート、その後はやや買い優勢の展開が続いている。テクニカル面では、9日移動平均線が25日移動平均線を上から下に抜けるデッドクロス(DC)を示現しており、短期的な売り圧力に警戒が必要だ。
イーサリアムは、3月に大型アップグレード「Shanghai」を控えている。「Shanghai」では、イーサリアムのステーキングコントラクトにロックアップされているETHとステーキング報酬が出金可能になる予定だ。売り圧力につながることを懸念する声もある一方で、新たなステーキング参加者も呼び込めるのではないかと予測する意見も存在している。暗号資産市場全体の動きを横目に、イーサリアムのアップデートには注目し続ける必要がありそうだ。
※チャートはETH/JPYの日足、25日MA、100日MA、200日MA
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