3月2日14時時点のカイカコイン、動意の乏しい展開続く

2023.03.02

3月2日14時時点のカイカコイン(CICC)の価格は8.0円水準(Zaif)で推移している。

暗号資産市場全体の時価総額は1兆727億ドル(Coin Market Cap)と前日からほぼ変わらず。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)はこう着感の強い展開となり、主要取引所の出来高は引き続き右肩下がりに推移している(Blockchain.com)。本日のビットコインはこう着感の強い展開となっている。米10年債利回りが昨年11月以来となる4%まで一時上昇したことを横目に、リスク資産であるビットコインを積極的に買い進む動きは限定的となっている。

2023年1月から横ばい推移を継続してきたCICCは、2月に入ってさらに下げ幅を広げた。本日は8.04円から8.09円の間で動意の乏しい展開が続いている。出来高も減少傾向にあり、直近の暗号資産全体の底堅い推移とは対照的となっている。テクニカル面では、引き続き6.48円から13.58円のボックスを形成しており、上に抜けた場合のターゲットは20.68円、下抜けた場合はサポートラインなどが存在しない。今後、8月安値7.88円を明確に下回ると、ボックス下限6.9円台が意識される格好となる。

カイカコインは、株式会社CAICA DIGITALが2016年に発行したイーサリアムをベースにしたトークンである。暗号資産交換所Zaifの取引所コインとして、継続的なサービスの拡充や保有者の拡大、流通の促進を目指しているようだ。

※チャートはCICC/JPYの日足、9日MA、25日MA、50日MA

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