3月19日のパレットトークンの動向、8円台で推移

3月19日10時時点のパレットトークン（PLT）の価格は8円台で推移している。

週明け18日の米国市場のダウ平均は75.66ドル高（+0.20％）と反発。予想を上回った経済指標が好感されるなか、本日から開催されるエヌビディア主催の人工知能（AI）の年次会議への期待に主にハイテクが買われ、相場全体の上昇をけん引した。ナスダック総合指数も反発、主要株価指数がそろって上昇した米株市場を横目に、日経平均株価は下落スタートとなっている。

暗号資産市場全体の時価総額は2兆5400億ドル（Coin Market Cap）と前日から減少している。ビットコインのハッシュレート（採掘速度）は上昇基調が続く中、主要取引所の出来高は増加傾向にある（Blockchain.com）。ビットコイン（BTC）のドミナンス（暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当）は、TradingViewのデータによると54.2％で推移している。

2023年1月１日に7.2円を付けたPLTは、じりじりと下げ幅を広げて一時6.7円をつけた。その後は買い戻しが向かい7.8円まで上昇した。2月に入って7.5円付近で横ばい推移となっていたが、2月26日に買い戻しが広がり10円まで急騰した。翌日に利食い売りが広がり8円台まで値を下げ、直近はビットコインが史上最高値を更新するなか冴えない値動きとなっている。本日は8.3円台で推移している。

パレットトークンは、デジタルアイテムを発⾏・管理・流通するためのブロックチェーンネットワーク、Palete Chainおよびそのネットワーク上に構築されたアプリケーション上で利用されるユーティリティトークンである。独⾃ブロックチェーンであるPalette Chain上ではデジタルアイテムをNFTとして取り扱うことができ、エンターテイメント領域におけるデジタルアイテムの発⾏・管理・流通に特化している。PLTのIEOは、日本初のIEO事例として、Coincheck IEOにて2021年7月1日から7月15日まで実施された。63,853口座から調達目標金額9.3億円に対し、24.11倍となる約224億円の申込額を記録した。

※画像はコインチェックから引用