4月22日のフィナンシェトークンの動向、0.57円台で推移
2024.04.22
4月22日10時時点のフィナンシェトークン(FNCT)の価格は0.57円台で推移している。
暗号資産市場全体の時価総額は2兆3800億ドル(Coin Market Cap)と前週末から増加している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は右肩上がりでの推移が続く中、主要取引所の出来高は反発して上昇傾向にある(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると55.1%で推移している。
2024年に入りフィナンシェトークンは0.20円でスタート、その後はじりじりと下げ幅を広げて0.17円まで下落した。ただ、2月13日には暗号資産取引所コインチェックの販売所でフィナンシェトークンが取り扱い開始となったことを受けて1円まで急騰、直後に利食い売りが広がったものの2月末以降は0.7円付近で推移していた。4月に入って再度下げ幅を広げると、直近は0.6円を割って推移しており、一時0.55円まで値を下げた。
フィナンシェトークンは、2023年3月16日にコインチェックに新規に上場、初日に一時3.1円を付けた。翌日17日の終値は販売価格0.41円から約3倍となる1.15円となっていた。同トークンは、プラットフォーム「FiNANCiE」で使用されるERC-20規格のユーティリティトークンである。NFTの発行・販売・管理を通してスポーツクラブやクリエイターのデジタル資産に価値を付与するだけでなく、コミュニティ活性化に貢献するサポーターにメリットを還元できる仕組みを構築する。
画像:コインチェックチャートから引用