3月13日のポリゴンの動向、一時180円に到達
2024.03.13FISCO
2024.04.10
4月10日8時時点のドージコイン(DOGE)の価格は28円台で推移している。
暗号資産市場全体の時価総額は2兆6000億ドル(Coin Market Cap)と前日からやや減少している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は右肩上がりでの推移が続く中、主要取引所の出来高は減少傾向にある(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると54.2%で推移している。
ドージコインは、2024年1月1日に始値12.7円を付けた。1月20日には「XPayments」アカウントの開設を受けて、DOGEが決済機能の一部を構成するのではないかとの憶測が広がり13円台まで急騰した。2月末以降、ビットコインやイーサリアムが史上最高値を更新するなか、ドージコインも連れ高となり一時31円まで上昇した。その後は利食い売りが広がり23円台まで上げ幅を縮小したが、3月末から再度買い戻しの動きが広がり34円まで値を戻している。4月に入って25円付近まで下落したものの、本日は28円台で推移している。
ドージコインは、インターネットで有名な柴犬をマスコットとしたミーム型暗号資産である。LuckycoinとLitecoinのフォークで、マイニングアルゴリズムはScryptoを採用している。発行上限は元々1000億DOGEであったが、現在は無制限となっている。イーロン・マスクによるツイートは、影響力の大きさからドージコインやビットコインなど暗号資産相場の価格形成に波及することがある。