4月17日のコスモスの動向、1270円台で推移

2024.04.17

4月17日8時時点のコスモス(ATOM)の価格は1270円台で推移している。

暗号資産市場全体の時価総額は2兆3200億ドル(Coin Market Cap)と前日から横ばいで推移している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は右肩上がりでの推移が続く中、主要取引所の出来高は反発して上昇傾向にある(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると55.7%で推移している。

2024年に入り、ATOMは1535円でスタートしたが、買いは続かず1月末にかけて一時1300円台まで下げ幅を広げた。ただ、2月に入って、ビットコイン現物ETFへの流入が続いてビットコインが史上最高値を超え、ATOMも連れ高となる中、3月には一段高となり2100円台をつけた。その後は売り買いが交錯して1800円付近で推移していたが、4月に入って売り優勢の展開となると下げ幅を大きく広げて1100円台まで値を下げた。直近はやや値を戻しているが、1270円までと上げ幅は限定的となった。

コスモスは、レイヤー1のブロックチェーンでネイティブトークン「ATOM」を持つPoS銘柄である。TCP/IPをモデルとした相互運用性プロトコルであるIBCを介して通信し、安全なデータと価値の移転を行うソブリンブロックチェーンのエコシステムである。2023年3月15日にLambdaアップグレードが完了した。ATOMステーカーはコンシューマーチェーンが生成したトークンや手数料の一部をステーキング報酬として享受することができるようになる。

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