4月18日のFC琉球コインの動向、0.39円台で推移

2024.04.18

4月18日8時時点のFC琉球コイン(FCR)の価格は0.39円台で推移している。

前日17日の米国市場のダウ平均は45.66ドル安(-0.12%)と反落。金利の低下に連れて買われたが、エヌビディアをはじめハイテクの売りに押され、相場は下落に転じた。ナスダックは終盤にかけて下げ幅を拡大。ダウもプラス圏を維持できず下落で終了、主要株価指数がそろって下落した。

暗号資産市場全体の時価総額は2兆2500億ドル(Coin Market Cap)まで減少している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は右肩上がりでの推移が続く中、主要取引所の出来高は反発して上昇傾向にある(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると55.3%で推移している。

1月に米国でのビットコイン現物ETF承認を受けてビットコインや主要アルトコインが上昇する中、FC琉球コインは連れ高とはならず2月中旬まで0.3円付近でこう着感の強い値動きとなっていた。ただ、3月に入ってビットコインが史上最高値を更新すると、小型アルトコインにも資金が流入し始め、FC琉球コインもじりじりと上げ幅を広げて0.46円まで上昇。その後も0.4円台を維持していたが、直近は利食い売りが広がり0.39円まで下落、本日は同水準での推移となっている。

FC琉球コインは、沖縄初のJリーグ加盟サッカークラブ、FC琉球の運営会社が発行するERC-20トークンである。トークンパートナーとしての権利、選手やチームへの投げ銭、クラブ運営における投票への参加権などを用途として発行されている。2022年4月27日から5月18日の期間、GMOコインを通じてIEOを実施し、総発行量10億FCRの45%となる4.5億FCRを10億3950万円で販売し、資金調達に成功した。募集価格は1FCRあたり2.2円で、募集1口あたり2,500FCR(5,500円)、最大申込口数は9,000口=2,250万FCR(4,950万円)であった。

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