4月19日のカイカコインの動向、3.8円台で推移

2024.04.19

4月19日8時時点のカイカコイン(CICC)の価格は3.8円台で推移している。

前日18日の米国市場のダウ平均は22.07ドル高(+0.06%)と小幅に反発。良好な雇用や製造業関連指標を好感、良好な経済成長が持続可能との期待に終日底堅く推移した。一方、ナスダックは連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言などを受けた利下げ期待の後退や、TSMCが市場見通しを引き下げたため需要鈍化が警戒され下落した。

暗号資産市場全体の時価総額は2兆3200億ドル(Coin Market Cap)と前日から横ばいで推移している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は右肩上がりでの推移が続く中、主要取引所の出来高は反発して上昇傾向にある(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると55.5%で推移している。

カイカコイン(CICC)は、2月中旬まで3.2円付近の底値圏で推移していたが、2月末から水準を切り上げていた。3月に入って買い優勢の展開が続いて一時5.4円まで上げ幅を広げた。その後は利食い売りが広がり4円台まで下落したものの、3月末にかけて持ち直していた。ただ、直近は売り優勢の展開となり4円を割ると、本日は3.8円台で推移。ビットコイや主要アルトコインが軟調に推移する中、連れ安となっている。

2023年9月に新たなビジョンを掲げたライトペーパーを発表して以降、GameFiという新領域を中心にWeb3に関連した利用シーンを増やしており、子会社が運営するNFTのマーケットプレイス「Zaif INO」にて、NFTの購入支払に使えるようになった。また、決済通貨に採用されるなど他社サービスとの連携も実施している。過去には、カイカコイン保有者へのエアドロップや高金利を付与するレンディングなども実施している。また、CICCについて説明するWebサイトが2023年末にリニューアルされている。

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