4月7日のフィスココインの動向、第26回FSCCレンディング開始

4月7日14時時点のフィスココイン（FSCC）の価格は192円水準（Zaif）で推移している。

暗号資産市場全体の時価総額は1兆1835億ドル（Coin Market Cap）と前日からほぼ変わらず。ビットコインのハッシュレート（採掘速度）は上昇基調を継続する一方、主要取引所の出来高は引き続き右肩下がりに推移している（Blockchain.com）。本日のビットコインは始値368万円台でスタート、買い優勢も上値の重い展開が続いている。

2023年に入って右肩上がりで上昇してきたビットコインやほかのアルトコインと比較して、フィスココインは右肩下がりの展開が続いていた。3月中旬ごろに下げ渋ると、反転して直近はやや堅調に推移している。テクニカル面では9日移動平均線が50日線を上抜けて短期ゴールデンクロスを形成、25日線も上向きに転換して50日線に迫っている。本日は193円台でスタートした後、値動きはほとんどなくこう着感の強い展開となっている。

FSCC の利用範囲の拡大とDApps及びDeFiの概念を活用した新規ビジネスの創造を目指しているFDAP（株式会社 FISCO Decentralized Application Platform）は4日、FSCC レンディングの第26回募集をスタートした。第26回貸出は、4月4日から5月2日 8 時 59 分で申込を受け付けており、第26回貸出において支払われる貸借料の総額は45万円を予定している。現在の年換算貸借量率は13.89％。そのほか、フィスコは、3月30日に投資情報サイト「フィスコ web」に Learn to Earn 機能を実装した。フィスコweb内のコンテンツを学べば（読めば）、ポイントを獲得でき、獲得したポイントはフィスココインと交換できる。獲得したポイントと FSCC の交換は 5 月から対応予定となっている。

※チャートはFSCC/JPYの日足、9日MA、25日MA、50日MA