5月14日のスケブコインの動向、0.24円台で推移

2024.05.14

5月14日8時時点のスケブコイン(SKEB)の価格は0.24円台で推移している。

週明け13日の米国市場のダウ平均は81.33ドル安(-0.21%)と反落。4月NY連銀インフレ期待の上昇を受け利下げ期待が後退し相場は失速した。さらに、今週発表が予定されている消費者物価指数(CPI)の発表を警戒した売りも重しとなった。一方、ハイテク株はアップルやエヌビディアの上昇が下支えとなり、金利の低下も奏功しプラス圏を維持した。

暗号資産市場全体の時価総額は2兆2900億ドル(Coin Market Cap)と前日から横ばいで推移している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は上昇一服感が台頭しているなか、主要取引所の出来高は減少に転じている(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると55.4%で推移している。

2024年1月1日に0.23円でスタートした後、同水準でのもみ合い展開が続いていた。その後はビットコインや主要アルトコインが大きく上昇したものの、スケブコインは連れ高とならず0.19円付近で小動きが続いた。ただ、3月4日に暗号資産取引所Zaifでの取り扱い開始が発表され、0.23円台まで回復。その後、0.26円台まで上げ幅を広げたが、直近は利食い売りが広がり0.22円台で横ばい推移となっている。

Zaifでのサービス提供開始は2024年5月22日を予定している。「Orderbook trading」
「かんたん売買」で取引ができ、取引暗号資産ペアはSKEB/JPY、SKEB/BTCの2種類となる。Zaifでは、Skeb Coin上場を記念して5月16日よりSkeb Coinの抽選キャンペーンを開催する。5月9日から5月15日のOKXにおける移動平均価格から5%ディスカウントした価格で販売するようで、購入可能数量は10,000,000 SKEBとなる。投資家は、1口=10,000 SKEBで、1ユーザーの上限口数は100口となるようだ。

海外プラットフォーマーによる表現の規制が問題となっている昨今、2021年2月には、大手クレジット会社から複数の出版社に対して、特定の表現がある場合クレジット決済が取り扱えなくなる旨の通知があった事実が発覚した。こうした中、新たな決済手段としてブロックチェーンに注目したのがSkeb Coinである。既存のSNS上でクリエイターへ投げ銭が可能となる新サービスでの利用、Skebをはじめとした国内のECサイトでの決済に利用できるユーティリティトークンとして活用される予定。2022年8月、Skeb CoinはIDOプラットフォーム「DAO Maker」でIDOを実施し、約4,100万円を調達するとともにSkeb Coinをローンチした。

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