5月21日のビットコインの動向、1080万円台で推移

2024.05.21

5月21日8時時点のビットコイン(BTC)の価格は1080万円台で推移している。

前週末17日の米国市場のダウ平均は134.21ドル高(+0.34%)と反発。連邦準備制度理事会(FRB)の次の行動が利下げとの見方が根強いほか、中国が不動産市場の支援に向け大規模な財政措置を発表したことなどを好感し、ダウは終日底堅く推移し終値で史上最高値の4万ドル台に到達した。一方、ナスダックは長期金利の上昇が重しとなり続落、まちまちで終了した。

暗号資産市場全体の時価総額は2兆5700億ドル(Coin Market Cap)と前日から増加している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は上昇一服感が台頭しているなか、主要取引所の出来高は上昇基調にある(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると54.8%で推移している。

前週は、週初はミーム株火付け役のキース・ギル氏が帰還してミームコインが急騰、ビットコインや主要アルトコインも上昇しました。14日は米インフレ指標の発表を控えて小動きとなりましたが、4月米消費者物価指数(CPI)が3月の伸びから鈍化し市場予想と一致すると、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ期待が強まりビットコインも1000万円に再浮上しました。週末も買い手優位の状況が続き1051万円まで上げ幅を広げ、休日も高値圏での推移が継続しました。

本日は1080万円に到達して大きく上昇している。イーサリアムの現物ETF上場申請に関して、証券取引所側がSECから主要な提出書類を更新するよう突然求められていることが報じられたようで、イーサリアムが前日比16%を超える急騰を見せ、これに連れ高となる形となっている。ブルームバーグのETF専門家などは大統領選が絡んでいるとみており、今週金曜日(米23日)の最終判断期限に向けて注目が一気に加速している。

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