7月1日のビットコインの動向、過度な警戒感はやや後退か
2022.07.01田代昌之
2023.05.22
5月22日14時時点のポリゴン(MATIC)の価格は115円水準(Zaif)で推移している。
暗号資産市場全体の時価総額は1兆1163億ドル(Coin Market Cap)と前日からやや減少している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は上昇一服感が台頭しているものの引き続き高水準で推移、主要取引所の出来高は減少している(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると47.87%で推移している。上海アップデートから現時点までのイーサリアム(ETH)のネットステーキング量は、158万ETHで、出金が279万ETH、入金が438万ETHとなっている。
ポリゴンは2023年から右肩上がりで上昇しており、2月中旬に年初来高値204円をつけた。3月初週にかけて上げ幅を大きく縮小したあとは、140円台から160円台でのレンジでもみ合う展開となった。4月末から5月中旬にかけて下げ幅をじりじりと広げており、現在は115円台で推移している。
MATICは2023年3月15日に暗号資産交換所Zaifに上場した。同取引所で取り扱うMATICは、ポリゴン(Polygon)ネットワーク上で発行されたネイティブトークンで、Polygon(MATIC)とは、イーサリアムのセカンドレイヤーとして機能することを目指すブロックチェーンネットワークプロジェクトである。