5月22日のポリゴンの動向、114円台で推移
2024.05.22
5月22日8時時点のポリゴン(MATIC)の価格は114円台で推移している。
暗号資産市場全体の時価総額は2兆6000億ドル(Coin Market Cap)と前日から増加している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は上昇一服感が台頭しているなか、主要取引所の出来高は上昇基調にある(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると54.4%で推移している。
MATICは1月1日に140円をつけてスタート。10日に米国でビットコイン現物ETFが承認されてビットコインや主要アルトコインが連れ高となるなか、MATICは軟調推移が続いて年初来安値103円まで値を下げた。ただ、2月に入ると状況は好転して買い戻しが広がり、3月には190円台に到達した。その後は利食い売りが広がり、急速に上げ幅を縮小して直近は100円を割って一時94円まで値を下げた。ただ、前日に米国でイーサリアム現物ETFの承認期待が急速に高まったことを受けて連れ高となり118円付近まで値を戻した。
MATICは2023年3月15日に暗号資産交換所Zaifに上場した。同取引所で取り扱うMATICは、ポリゴン(Polygon)ネットワーク上で発行されたネイティブトークンで、Polygon(MATIC)とは、イーサリアムのセカンドレイヤーとして機能することを目指すブロックチェーンネットワークプロジェクトである。イーサリアムが単一のソリューションから単独でスケールしない可能性があることを踏まえ、多くのアプリケーションをホストしている。