6月2日のエンジンコインの動向、46円台でこう着感続く

2023.06.02

6月2日11時時点のエンジンコイン(ENJ)の価格は46円水準(Zaif)で推移している。

暗号資産市場全体の時価総額は1兆1328億ドル(Coin Market Cap)と前日から横ばいで推移している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は最高値を超えて引き続き右肩上がりに上昇、主要取引所の出来高も増加傾向にある(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると47.6%で推移している。

エンジンコインは2023年1月1日には31円だったが、暗号資産市場の盛り上がりに連れて3月中旬には一時75円台まで上昇した。その後は上げ幅を縮小してやや軟調な値動きが続き、4月末までは50円台で推移。5月以降はじりじりと下げ幅を広げて43円まで下落、その後は45円付近でのもみ合い展開となっていた。6月に入っても大きな動きは見られず。本日のエンジンコインは始値46円台でスタート、その後は小幅な値動きにとどまっている。引き続き、個別材料は出ていない。

Enjinはシンガポールを拠点とするテクノロジー企業で、ゲームコミュニティ構築のためのサービスや、ブロックチェーンゲーム開発者向けのサービスを提供しており、ERC-1155トークンの形でEthereumのデジタル資産をサポートするウェブインタフェースに基づいたツール群を提供している。エンジンコインは、Ethereumベースの暗号通貨で、現在までに10億以上のEnjin搭載ブロックチェーンアセットがすでに作成されている。また、Enjinは、Ethereum上のデジタル資産のためのNFTマーケットプレイスも運営している。

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