3月13日のポリゴンの動向、一時180円に到達
2024.03.13FISCO
2024.06.07
6月7日8時時点のポリゴン(MATIC)の価格は113円付近で推移している。
暗号資産市場全体の時価総額は2兆6200億ドル(Coin Market Cap)と前日から横ばいで推移している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は下落に転じているなか、主要取引所の出来高は減少傾向にある(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると54.6%で推移している。
MATICは1月1日に140円をつけてスタート。10日に米国でビットコイン現物ETFが承認されてビットコインや主要アルトコインが連れ高となるなか、MATICは軟調推移が続いて年初来安値103円まで値を下げた。ただ、2月に入ると状況は好転して買い戻しが広がり、3月には190円台に到達した。その後は利食い売りが広がり、急速に上げ幅を縮小して直近は100円を割って一時94円まで値を下げた。直近は118円付近まで値を戻しているが、120円を手前に上値の重い展開となっている。
MATICは2023年3月15日に暗号資産交換所Zaifに上場した。同取引所で取り扱うMATICは、ポリゴン(Polygon)ネットワーク上で発行されたネイティブトークンで、Polygon(MATIC)とは、イーサリアムのセカンドレイヤーとして機能することを目指すブロックチェーンネットワークプロジェクトである。イーサリアムが単一のソリューションから単独でスケールしない可能性があることを踏まえ、多くのアプリケーションをホストしている。