8月14日のポルカドットの動向、720円台で軟調推移

2023.08.14

8月14日14時時点のポルカドット(DOT)の価格は726円台(Zaif)で推移している。

暗号資産市場全体の時価総額は1兆1735億ドル(Coin Market Cap)と前週末から減少している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は右肩上がりで推移する一方で、主要取引所の出来高は再度減少傾向にある(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると50.5%で推移している。

ポルカドット(DOT)は1月1日の始値567円から暗号資産市場の盛り上がりに連れて2月に高値1025円まで上昇した。ただ、3月中旬にかけて売り優勢の展開となり軟調推移。その後は4月半ばにかけて950円まで持ち直したものの、再度売り優勢の展開となった。6月に入ってSECのPoSコインに対する規制発言、バイナンスとCEOのCZを提訴したことを受けて一時590円まで下落。その後買い戻しが優勢となり800円台まで回復した。ただ、買いは続かず、その後は700円から800円のレンジでもみ合う展開となっている。本日は731円でスタート、軟調な展開となっている。

ポルカドットは、Web3財団というスイスの財団が開発した。Web3財団の創設者の中には、イーサリアムの共同創設者ギャビン・ウッド氏も含まれており、その点からもポルカドットは多くの期待と注目を集めている。ポルカドットでは様々なブロックチェーン同士をつなぎ、相互運用できる分散型のWeb世界の実現を目指している。

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