8月16日のポリゴンの動向、94円台で売り優勢の展開

2023.08.16

8月16日11時時点のポリゴン(MATIC)の価格は94円台(Zaif)で推移している。

暗号資産市場全体の時価総額は1兆1589億ドル(Coin Market Cap)と前日からやや減少している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は右肩上がりで推移する一方で、主要取引所の出来高は再度減少傾向にある(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると50.5%で推移している。

ポリゴンは2023年から右肩上がりで上昇しており、2月中旬に年初来高値210円をつけた。3月初週にかけて上げ幅を大きく縮小したあとは、140円台から160円台でのレンジでもみ合う展開となった。4月末から5月中旬にかけて再度売り優勢の展開となり112円台まで下げ幅をじりじりと広げ、6月に入って米証券取引委員会(SEC)がBNBやBUSDのほかにポリゴンも有価証券に該当すると判断して価格は一時70円台まで急落。その後は買い戻しが広がり上げ幅を広げて一時120円まで回復した。ただ、再度売り優勢の展開となりじりじりと下げ幅を広げて100円を割った。本日は97円でスタートした後、やや軟調に推移して一時92円まで下落した。

MATICは2023年3月15日に暗号資産交換所Zaifに上場した。同取引所で取り扱うMATICは、ポリゴン(Polygon)ネットワーク上で発行されたネイティブトークンで、Polygon(MATIC)とは、イーサリアムのセカンドレイヤーとして機能することを目指すブロックチェーンネットワークプロジェクトである。イーサリアムが単一のソリューションから単独でスケールしない可能性があることを踏まえ、現在90以上のアプリケーションをホストしているMatic POSサイドチェーンとPlasmaベースの決済システムに加え、ロールアップとValidiumのサポートを追加する予定である。

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